芸者やコスプレ、大阪が大好きな、アレキサンドラさん 

スウェーデン便り

日本ではスウェーデンについての情報はいろいろ入りますが、
では、スウェーデン人は、
日本にどんなことを伝えたいと思うのでしょう?

スウェーデンには、日本に関心のある人や、日本にスウェーデンのことをもっと知ってもらいたいと思っている人がたくさんいます。

このコラムでは、

そんな「日本に、スウェーデンのことを、もっと知ってもらいたい!」という思いを持っているスウェーデン人を紹介して、いろいろ語っていただきます。

今日はその第1弾として、
日本のことが大好きな、アレキサンドラ・グーテスタムさんをご紹介しましょう。

日本語も話せ、コスプレや大阪が大好きで、グラフィックデザイナーを目指すアレキサンドラさん。

今回は、アレキサンドラさんとのインタビュー記事ですが、これから、この「スウェーデン便り」を通して、
アレキサンドラさんに、いろいろ語ってもらいたいと思います。

アレキサンドラさんとのインタビュー 
(2018年の夏に、Q&A方式で)

Q:まず、簡単な自己紹介をお願いします。
A:はい、名前はアレキサンドラ・グーテスタム。
生まれと育ちはストックホルム市、24歳です。

Q:どんなことに興味がありますか?
A:一番興味のあるのはスポーツです? 陸上競技とかバスケット、テニスやチアリーディング、それと、まず空手ですね。
空手は、糸東流をやりました。小さい頃は、いつも試合に出ていました。

Q:帯の色は何ですか?
A:今は、2本線入りの茶帯です。

Q:じゃあ、もうすぐ黒帯ですね?
A:そうなんですけど…私はちょっと引っ込み思案だし、怠け者なんで…(笑)ちゃんと道場で鍛え直さなければなりませんね。
でも、今度ストックホルムに来たらトレーニングしようと思ってます。
小さい頃から組手の試合に出ていて、スウェーデンの児童クラスチャンピオンだったんですよ!

Q:じゃあ、喧嘩は強いんですね?(笑)
A:そうですよ〜!(笑)私には、かかってこない方がいいです。(笑)

それと、私は絵を描くのが好きで、デザインとか、粘土とかをいじくって造形するのも好きです。
それから…小さい頃からマンガが好きですし、とにかく日本の文化にとっても興味があります。
空手もそうですが、芸者とか侍とか…日本の古くからの伝統文化ですね。

Q:どうして、日本とか日本の文化に興味を持たれたんですか?
A:まず、空手をやったことですね。それが入り口になったというか…。

それからスーパーマリオと芸者が出てくる映画を見て、「ワーオ!」って感動しました。(笑)
渡辺謙さんが出てる映画で、芸者が主人公の小説を元にした映画です。
それ以来、日本というのが最高にクールだと思いました。

Q:いくつくらいの時ですか?
A:たぶん、11歳か12歳の時だったと思います。
それからは、日本のことが書いてある本を探しまくりました。特に芸者とかそういうものについて書いてある本なんかは、全部漁りました。

Q:日本に行くことは、小さい頃から考えていたんですか?
A:いつも夢見ていましたね…、絵とかそういうのも見たくて。
私が高校の時、日本に行った友達がいて、日本に夢中になっていました。
私もそれを見て、絶対に日本に行きたいと思ったし、日本語も習いたいと思いました。
外に出たかったんですよ、きっと。

Q:日本語は、日本に行く前に勉強したんですか?
A:そうです。ルンド大学で勉強しました。

Q:日本には、どういう風に行かれたんですか?
A:受講先の学校と宿泊付きという旅行で、旅行業者を通して行きました。
大阪の難波にある「アートアカデミー」という学校で、アパートでは独り住まいでした。

Q:その時の日本の印象はどうでしたか?
A:自分が想像していたよりも、もっと日本的だと思いました。

Q;どういう意味ですか?
A:日本食とか看板とか、とにかく周り全部が日本風で…、
お辞儀とかみんな礼儀正しくて、考えていたよりももっと日本らしさでいっぱいという感じでした。
そういうのが全て刺激的という印象で…、そういうのは、とても好きなんです。

ストックホルムは、そういう意味で全く違いますね。大阪はもっと人も多いし、街が生き生きとしているというか…。

それと、日本には伝統的なものがたくさんあって、古いものとモダンなものが融合されているし…、
それはスウェーデンにないもので、それが魅力的だし、そういう日本が大好きですね。

それに、人はみんな好意的で人種差別とかもないし、一人で外に出ても心配することもないですし…。
道を尋ねても、私の前を歩いて案内してくれたりもして、みんな親切でした。

Q:今は、何をしているんですか?
A:ヨンショーピンという街にあるヨンショーピン大学と、工業高等学校(専門大学)で、グラフィックデザインとプログラミングを勉強しています。
将来的にはデザインの仕事をしたいんですが、ぜひ日本に行って、日本の人と仕事をしたいと思っています。

Q:大阪に住んでいたとのことでが、大阪はどうでしたか?
A:大阪は、とにかく食事がお美味しいので好きです。「日本の台所」とも言われているじゃないですか。(笑)

それと、人がみんな友好的だし好意的ですね。
何か、東京はストックホルムと同じで、大阪はイェーテボリという感じで、自分にとってアットホームに感じるところです。

Q:スウェーデンと日本との間で、何か自分なりに貢献したいと思うことはありますか?
A: スウェーデンからは、いろんな意味での「平等の概念」というものを伝えられたらな〜と思います。

もし私が「子供が欲しい」と思ったとしても、日本ではいろいろ難しい問題があると思います。
日本では「女性が子供を出産したら家にいる」と考えるのが一般的でしょうけど、スウェーデンでは、そうじゃありません。
これは、価値観の違いでしょうね。

Q:価値観の違う国で生まれ育って、別の国で暮らしていく場合、その価値観の違いのバランスをどうやって取っていくと良いのでしょうか?
A:礼儀というものを例にとってみると、スウェーデンでも日本でも、例えば他人に礼儀正しく接するというのは同じだと思います。

ただ、例えば日本では「敬語」使うということが多いですけど、スウェーデンではもっと平等というか、
お互い礼儀正しく話しても、敬語はあまり使いません。
要はその国の環境に合わせて暮らすということではないでしょうか。

Q:日本には、スウェーデンのどんな分野での情報を伝えたいと思っていますか?

A:出来れば、デザインに関しての情報を伝えたいです。
スウェーデンには、例えば独特のデザインの文化があります。
スウェーデンと日本を比べてみると、シンプル(簡素)さという点で共通点があります。
そこも踏まえて、スウェーデンのデザインの文化を紹介したいと思います。

Q:スウェーデンのデザインというのは、日本では知られていますか?
A:はい、例に挙げればIKEAとか…(笑)

Q:スウェーデンのデザインというのは、端的に説明すると、どういうものですか?
A:まず機能的ということ、それと簡素ということでしょう。

Q:デザインと言ってもいろいろありますが、特に伝えたいと思うのは、どんな分野ですか?
A:ファッション、スウェーデンのブランドなどですね。
日本にもH&Mがありますが、スウェーデンにはまだ他のブランドもたくさんあります。
そんな情報を日本に届けたいと思っています。

Q:それじゃあ、次回からいろんな情報を楽しみにしています。
ありがとうございました。
A:こちらこそ、ありがとうございました。

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